おかみの花日記

梶の葉(七夕にちなみ)

| 2009-07-07 09:45 | トラックバック(0) |
梶の葉
七夕になると梶の木野葉 に和歌を書いて星に供えるという風習が、古代の日本にはありました。

古来梶の木は神木として神社などにたくさん植えられてきました。しかし残念ながら東北地方ではほとんど見かけないといいます。

私たちも料亭時代に、この故事にちなみ、梶によく似た桑の葉を、この七夕の頃になると料理の敷き葉として使用していた。

あるときお客様が、この意味がわかったらしく、「ここの料理人はなかなかの勉強家ですね」とお褒めの言葉を頂いた事があります。

開店以来意味をお分かりいただけた方は初めてでした。環境変化が激しく、人の価値観や幸福感が薄っぺらくなる時代、仕事と向き合いながら、自分達のよりどころを模索する事が続きます。

あるときには自信をなくしたり気落ちをしたり、励まされたりと、この仕事にどのように喜びを見出したらいいのだろう心はさ迷い揺れ動きます、そう考える間にも世の中はどんどん変化してゆきます。

でも時代がどんなに変わっても日本人には、変ってみょうがない価値観や美意識のようなものがあるはずだと長い間思っていました。

時代がどんな意変化しても変らないものそんなものがまだ日本人の魂といわれるような部分にあるはずです。

どんなに環境が変わるとも、そんな新しい時代にも理解していただける料理やお酒、それを提案したいと願っています。

会津にはそれを支えてくれるお宝のようなものがたくさんあります。それを世に出してあげたい、強く願うようになって来ました。




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