十年前まで隣には大きな料亭があり。その裏庭に大きなムクゲの木がありました。花びらも薄紅を帯びて、何という品種かはわからないがそれは美しいムクゲだった。
会津の歴史の様々なドラマ見てきた料亭も、惜しまれながら、長い歴史に幕を閉じました。
上級武士の屋敷の庭だった言うお庭も、お城の本丸を
解体した時の古材で建てたという母屋も、そしてあの美しい、名前のわからないムクゲの木も、何もかもが無残にも壊されていくのを、年老いた女将さんがさびしそうに眺めていたのを忘れられない。
それからしばらくして、ムクゲの苗を誰かからいただいた
路地に移植したら、数年でそのムクゲが瞬く間に大きくなり昨年辺りから花を付けはじめています。