2月の末にお店の電気工事をお願いしている佐藤さんから
山都町の山の中の氷筍を見に行きませんかと誘われた。
この機会を逃すと一生観れないような気がしたので、同行をお願いすることにした。
以前から興味があったので、ちょっとしたハイキング気分ででかけた。ところが現場の登頂口に着いて、道路からその斜面を仰ぎ見ると足がすくんだ。
急勾配の斜面、おまけに気温が比較的高く雪がザケている。こちらからお願いした手前、いまさら止めますとはいえない。
後から着いてきた車の人もどうやら登るらしい、準備をしていると、彼の車から犬が一匹降りてきて、その犬と共に、私たちより早く登り始めた。相当に山に慣れている人らしく恐ろしいスピードで瞬く間に姿を見失った。
山の道はざけで何度も足が抜かり登頂を妨げる、上級者、しかも冬山になれた人でないと登れそうにないという印象を持った。
登り始めて1時間、ようやく山の尾根にたどり着く、どうやら後からも声がするところを見ると、人が登ってくるらしい。
下着が汗だくになりからだが冷え始めてきた。休憩の後
今度は急勾配の斜面を下り始める。
ほどなく自然に出来た洞窟が見え、そこに氷筍が見えるはずだ。洞窟前には私たちより早く登頂をはじめた人と連れの犬が休んでいた。
洞窟に入ると、氷筍は残念ながら、ここ数日の暖かい気温で溶け始め小さくなっていた、しかしなんだか不思議な感動を覚えた。
写真は二年前の氷筍、佐藤さんが写したものだ。温暖化はこのようなとこにも影響を与えていることが良くわかる。
後からの人たちともその洞窟の前で合流、途中3人連れの方とすれ違ったが、本格的な冬山登山のスタイル
であった。
最近ノースランドで見つけた「ヤニボトル」があるこの店で棚の奥に仕舞われていた年数は20年以上だという
.
「ヤニボトル」名前どおりラベルはタバコの煙で変色している。味とはいうと、落ち着いたバラともヒースともつかない、淡い花の香、時間が経過しているせいか、鼻のヌケがすこぶるいい。
いかん、アエラ党を自称していた親父としては、最近どうもアイリッシュに好みが偏ってきている。
調べてみると、未発芽の大麦を使用して3回蒸留、シェリー樽熟成だという。何でこんなおとなしいウィスキーを好きになってきたのか・・
いかん、いかん。でも美味しい
強いて言えば欠点がないといってもいいくらい落ち着いている最近飲んでいる、べンネービスにも良く似ているような気がする。
店の前にあるノースランドの灯りが今日もおいらを誘う