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| 04.親父の「食い意地紀行」 02月27日 08:09 |
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そろそろ海鮮チゲ鍋にも火が入ってきて食べごろになってきた、食い意地のはった山ちゃんと俺は酔ってはなるものかと食べまくる。次に「もぐろふくぞう」のように不敵な笑いを浮かべながら彼が出してきたのがミルトンダッフ12年香り、味、フィニッシュともに非常にクリーンでスムースなモルトだ。バランタインウイスキーの主要モルトとなっているといわれているやつ。おれは初めて飲んだ、もうこのブランドは現在販売されていない。
次においでなられたのがグレンダラン12年オールドボトル、スペイサイド。ダフタウン地域。1897年~1898頃の創業。1902年には国王エドワード7世に献上され、その後、王の愛飲するウイスキー。王さまは こんな感じの酒を愛していたのか・・グレンダランはケール語で『ダラン川の谷』と云う意味だが蒸留所のある場所は、フィディック川沿いと云う話。ブレンデッド・スコッチ、オールドパーの重要なモルト原酒となってという。もうこの蒸留所も操業して無い、山ちゃんのもっているやつが一番いい時代のものらしい。かすかにフルーティで、香水のような香がする
バランタイン17年・・俺なんか今ではとても買えない名品、ブレンドはミルトンダッフを中心に40数種といわれている。こ、こ、これも初体験、ああ~少し酔いが廻ってきた。ザ・スコッチ”として讃えられ、スコッチを知る人には垂涎の的とされる、類まれな名品何でこんなもの買うの山ちゃん・・

| 04.親父の「食い意地紀行」 02月24日 17:00 |
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6時になるのを待って車のボンネットに山ちゃんと10数本のスコッチを積み込み山ちゃんの常連の「浦島寿司」に向かう。
「大丈夫かよ~こんなに持ち込んで・・」というと
「わかんない・・」と何とも頼りない返事、車を店に前にとめ持ち込みの承諾を取りに山ちゃんは店に中に消えていった。
しばらくしてOKサインをして山ちゃんが出てきた。くるまからスコッチをおろして今夜の宿の駐車場へ車を置いて
チェクインを終えてから歩いて浦島寿司へ向かう
部屋に入ると鍋が用意されていた。
部屋の隅にスコッチを並べ試飲が始まった。まずは1番目スプリングバンク8年のオールドボトル、1980年代に売られていたものだがおそらく山ちゃんがスコットランドに新婚旅行に行った時に買って来た物だろう。(新婚旅行にスコットランドに行く辺りが気合が入ってる・・)。
香はフルティー、味は柔らかい甘味を感じさせる。次に山ちゃんが飲ましてくれたのはネプラスウルトラ、ベリーハイラスあの小説家「向田邦子」が愛飲したというやつだ。
話には聞いていたが見るのは初めてだった。上品などう表現していいか判らない様な香、優しい女性に受けそうな甘味を感じる味わい、向田邦子が愛飲した理由も解るようなきがした。
次に登場したのがエドワダラ10年のオールドボトル
こんなもの見たことが無い。詰められたのは20数年前俺が若かりし頃に瓶詰めされたもの、この味は今のエドワダラーには無い様な強烈な個性がある。
香は東洋的な香の匂いがして、飲んでみると鼻に抜ける香は花の香がした。それも桜の木の匂いの様な感じだ

| 04.親父の「食い意地紀行」 02月15日 07:55 |
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夕方の3時ごろナビのお姉ちゃんは無事山ちゃんの自宅へ誘導してくれた。事務所の前では山ちゃんが子供達と遊んでいた。
早速応接間に案内される。 奥様にコーヒーを頂いた後 、しばらくして彼は俺を海に案内してくれた。車で数分、海は日本列島を覆う低気圧のためか荒れていた。
海を眺めながらこれから飲むウイスキーの産地スコットランドアエラ島やスカイ島もこんな荒れた海なんだろうな・・などと遠くの海を眺めながら思いを募らせる。
気分はすっかり整い始めていた。山ちゃんの家に戻り
応接間を見渡すとやはり部屋のなかや、コレクションボードらしき家具の中によさげなウイスキーボトルがづらりと並んでいる。
(ヌヌヌ・・やりおりるわい・・) 唾を呑みながら見ている俺に山ちゃんは、ウンチクつきで説明してくれる。この中に今回のお目当てのストラスコノン12年ワイシュクヘハー(命の水)があるではないか。
そ、それもボトルの3分の2はもうすでにこの世の物ではないではないか・・ ちくしょう・・この酒は山ちゃんのメタボの腹に変身してしまったのかとおもわず彼のお腹を見てしまった。
ノースランド(近所のショットバー)のマスターはこのまえカウンタ奥の棚の中からごそごそ奥様に持ち出させて、これみょうがしに見せ付けた代物だ。山ちゃんはあっそれ俺んちに在るよなどとさり気なく言う・・
「これだけは封切させられない」などとマスターが話してた。もうオークションにも出てこなくなったいわく付きの代物だ今日はそれを味わえると思うと期待に胸が膨らんだ

| 04.親父の「食い意地紀行」 02月14日 18:42 |
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友人の山ちゃんが近所のショットバーで年代物のスコッチについて話し始めると、「フフフ・・あっ、それ俺んちにあるよ」と何気なく言う。
俺はそれを聞かされるたびに「ちくしょ・・・あの野郎どれくらい持っているんだ」といつも悔しい思いをしていた。
いつだったか今度お前のうちに行くから飲ませろと言ってみた。すると山ちゃんはおいでよ・・とこれも何気なくいうではないか・・
かくして2月のあるお店の休みの日、俺はオニューの車(ホンダ)に乗り南相馬市小高町に向かった。車にはカーナビが付いている(あんまりいじり方が良くわからない)
途中郡山で買い物を終えて、暫く行かないでいた三春町のカフェー「碧い月」でコーヒーとケーキを頂く予定、朝営業を確認してからカーナビに電話番号を入力。ところが相手の番号がNTTではなかったらしくナビのかわいい声のお姉さんいい加減な場所に案内する。
おかげで迷ってしまった。記憶が正しければ2年ぶり、以前前は新緑の頃だったような気がする。お店で早速コーヒーとケーキを注文する。
座った場所が南向きの日当たりのいい席でとても気持ちがいい、 この日最初に出てきたのが、お手製のプリンとココアシホンケーキーと木の実のクッキー・・何だかとてもやさしい味がする。コーヒーを頂いた後で少し物足りなくなり次にたのんだのがアップルシナモンティー
ママと雑談の後、これから小高町までスコッチをのみに行くのだといったら、ママが出してきたのがグレンフイデックの陶器ボトル、友人から頂いたものだという。
ノースランドのマスターの話だと、昔空港の免税店などで売られていたお土産用のボトルだという。飲んでみたかったけれど、ママが大切にしているようなので匂いだけを嗅がして貰った。
ボトルのの蓋をあけ鼻を近づけると、かすかにカラメル臭がする。この匂いだと甘味を感じるかもしれないなどと想像しながら「碧い月」を後にした