| 01.親父の「ぼやき」 11月18日 16:42 | コメント(0) |

- あんたやれないの?

 最近は来ないが、毎晩遅く閉店間際にくる友人がいた。要は自分の会社が上手く行かない愚痴を聞いてもらいたいのだ。『社員の悪口』に始まり自分の事業の上手く行かないのを全部他のせいにして酒をあおって帰る。こんな酒飲みはしたくないなといつも思う。毎晩遅くまで付き合わされてついにこの男とけんかをした。
 毎晩のように愚痴を聞いているうちに本当にこの会社の悪いのは社長であるこの男だとわかっていた。ある時失礼なことを言うので、俺はいつも喉まで来ていた思いをぶつけた。「ばかやろう!本当に悪いのはお前だ」、「お前にそんなことを言われる筋合いじゃない」、「言われたくなかったらくるな!」こんなやり取りの後半年位来なかった。
 いろいろな提案やアドバイスをしたが実行しない、しかしあるとき判った。俺は今まで余計なお世話をしていたんだという事が。答えを用意することが親切だと勘違いしていた。そして彼はやらないのではなくてやれないのだということに気づいた。「やらないのではない」、「やれないのだ」。能力が無い自分と向き合いたくない自分がいる。最近仲直りしたが彼も反省したらしく、やれない自分ときちんと向き合えないと立ち直れないよ、とアドバイスしたが・・・。
  しかし、パソコンに向き合うとパソコンが俺に言う。「あんたはやらないの?」「それともやれないのどっちなの?」夜中に愛用のマックをぶちかましてやりたくなるときがある。