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| 02.親父と「出会い」 03月22日 15:26 |
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清ちゃんは、田んぼと畜産(種豚)を主体に有機栽培の農業をしている、籠太のお客様でも名だたる酒豪だ。こんなに飲んで大丈夫なのかというくらいしたたかに飲む。まもなく50歳になるのであろうがどこかに青年の匂いが漂う、その純粋な人柄に引かれお付き合いをさせていただいている。俺は飲んで酔いつぶれた清ちゃんを何度も自宅まで送っていった。
その清ちゃんの作るアスパラが絶品なのだ。俺はそのアスパラが食いたくて清ちゃんの畑に何度も通う。雑草の中にたくましく芽を出すアスパラはとにかく美味い。アルミホイルに長いまま並べ、塩胡椒をしてお酒を振りバター一欠けを添えて蒸し焼きにする。美味い!感激するくらい美味い。
こだわりでも何でもない、へたくそ料理人の俺のこんな料理を食べてくれるお客様に感謝しているがいつもどことなく後ろめたい気持ちがつきまとう。(自信がない・・) せめて塩や酒、酢や味醂は自分の手に及ばないところで作られるのだから。それぐらいは最高のものを使わないと申し訳ないと本気で思っている。
野菜だって同じだとおもう、これからも自分が食いたいと思っているものを提供してゆきたい、だけれど俺は百姓は出来ない、だからがなるべく安全で美味しい物を探している。清ちゃんの作る米も美味い日本一だと思う。

| 01.親父の「ぼやき」 03月07日 16:26 |
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全国の色んな地方のお酒を扱っていると地元のメーカーさんはどんなお酒が置いてあるか気になるらしく『どんなお酒が売れていますか』とよく聞かれる。いったいどのような意味なのだろうかと考えてしまう事もある。
友人の造り酒屋に同じ様な事をことを聞かれたのでこう応えた。
「あんたとこもお酒におまけをつけたり、金粉入れたり、松茸を入れたりするのを止めろよ。そんなことしているとだめになるよ」と言った。
後で余計な事を言わねばよかったと後悔した。
近頃はこんな質問をする酒屋はさすがに少なくはなった。どうしたら安い材料でごまかしていい酒に似たような酒を造ることしか頭にないらしい。
贋物はどこまで行っても贋物である。
どんな酒が売れるかという質問より、俺は逆に聞きたいどのような気持ちでどんな酒を造りたいのかを、酒に対する熱い情熱が欲しい。そんな酒を造る地酒屋を応援したい。